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忠霊塔・忠魂碑参拝

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忠魂碑・忠霊塔について(忠魂碑等の地図はこちら この地図の作成者はHP管理人とは別の方です)

 忠魂碑とは国難に殉じた英霊を慰霊・顕彰する為の石碑で、村単位で建立されることが多かった。日露戦争までは、招魂碑・記念碑と称さることが多かった。忠魂碑以外に、弔魂碑・表魂碑・表忠碑など様々な名称のものがあるが、何れも郷土出身の英霊を顕彰したもので、忠魂碑と意味は同じである。

 終戦までに全国各地に7400基以上が建立されたが、終戦後に5600基以上の忠魂碑が壊されたとする調査がある。終戦後、軍国主義に繋がると米国が撤去を求め、それに応じたものが多いが、自主的に日本人が破壊した例も多くある。戦時中には「英霊だ軍神だ」と無責任に持て囃しておいて、敗戦後には米国の手先となり率先し忠魂碑を破壊した多くの日本人がいたことを恥に思う。

 忠霊塔は忠魂碑と同じく英霊を慰霊・顕彰する為のものであるが、忠霊塔は納骨施設でありそれ自体が大きな墓である。しかし、忠霊塔とされていても納骨されていないものがあったり、忠魂碑のような石碑であることも多い。

 忠魂碑・忠霊塔について、ちゃんと調査がなされたことがないので、どこにどのような忠魂碑・忠霊塔が誰によって建てられたのか、そして、どれだけが残っているのかということは明確には分からない。


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